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コラム

リバウンドした後のダイエットについて

茅ヶ崎のパーソナルトレーニングジムフレイバです。

今回は糖質制限や、野菜中心にしか食事をしない方、1日1食や午前中は食べないetc..という方達で、リバウンドしてしまった方に向けに書いています。

先ずは基本的な事ですが、カラダって食べたものによって作られていますよね。

この当たり前を考えた事ありますか?

そう考えると、糖質、脂質、タンパク質の3大栄養素と言われるものや、微量の栄養素として、ビタミン、ミネラルetc..が摂れていないとどうでしょう?

良く必須脂肪酸、必須アミノ酸はあるけど、必須糖質はないと言って、糖質は絶対に必要ではないから食べなくても大丈夫と、完全に糖質をカットしている方もたくさんいます。

糖質制限のメカニズムは知っているとして(簡単に言うと体脂肪を優先的に代謝させるため痩せるというもの)重要なのは減った体重の内訳です。

糖質はエネルギー源です。日常生活において、このエネルギー源である糖質がないと、どうやってエンジンを動かせばいいのでしょうか?

カラダは凄いもので、飢餓反応として筋肉を分解してエネルギー源を作り出します。これを糖新生といいます。

筋肉を分解すると当然筋肉量が減ることになり、寝てる間も消費している基礎代謝が下がり、代謝量の下がった痩せにくく太りやすいカラダになります。これがリバウンドのメカニズムです。

リバウンドしてダイエット前よりも増えた体重をどうやって減らせばいいかわからなくて、私のところに来る方も少なくありません。(リバウンドとはダイエット開始前の体重よりも増えた場合の事なので、1kg戻ってもリバウンドとは言いません)

一番の解決策は、筋肉量を減らさないよう糖質(主食であるご飯、パン、麺類など)、主菜(肉、魚介類、卵、豆類など)副菜(野菜類)を適量摂取するということです。

ここでいう適量とは、食習慣を変えてから1~2週間様子を見て体重や体脂肪率、コンディションがどうか?というのを見て判断していきます。

「バランスのいい食事」っていうのは、個人差があるので一概に言えませんが、「友達が痩せたから私もやってみる」もいいですが、それで自分も痩せているか評価しないといけません。

変わらなければ、違う方法を試した方がいいです。

バランスとは個人差があるものだということも知っておく必要があります。

最後に、痩せたいからと言ってどんどんカロリーダウンするやり方は、必要な栄養素が体に入ってこないので、代謝が正常に働かなくなり痩せにくいです。

例えば、体脂肪を燃焼させるためにはビタミンBが必要になります。ビタミンB群は豚肉などの肉類に含まれていますが、肉などのたんぱく質を摂らないと痩せにくいのが分かりますね。

という具合に、痩せるためにもちゃんと食べないと健康的に引き締まったカラダは手に入りません。

基本的な事ですが「食事・運動・休養」をバランスよく習慣にすることがダイエットの近道で、リバウンドしない唯一の方法だと思います。